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アメリカの国際大会、、、、本選 

こんにちは 今日はこのシリーズの最後です。録画配信の模様はこちらから、。。。。。

この大会 アメリカで開かれて毎回どうも今の主流より少し昔のタイプの演奏を軸に考える審査員がいつも座るのに 何故か今回 1次予選にバッハの無伴奏はどこでも当たり前としてもモーツアルトのソナタに そして2次予選でベートーベンのソナタ そして 本選でもモーツァルトのコンチェルトと 得意分野ではない課題曲が並んでいるのが少し不思議ですfが、、、そしてこのプログラム 本当に上手い人以外は露骨に下手さが目立つプログラムながら それを聴かせて弾ける人が予選段階では何人も出場して 本当に充実した演奏が聴けていました。本選になってその本当に聴かせて弾ける人がほとんどまびかれて いなくなり 本選のモーツアルトのコンチェルトは 本当にこれが本選の演奏なのかと思うような低レベルの演奏が並んでました。

では 順番に本選の感想を書きたいと思います。まずは モーツアルトからですが これといって書くことありませんが あえて誰がましかといえばバラーノフかもしれません。しかし今回のバラーノフはまともに準備をしてきていませんね。いつも応援している人ですが今回ばかりは 途中で聞くのをやめました。他の方の一緒です。

では 自由曲のコンチェルトですが バラーノフの演奏はひどいものでした。がんばってほしいからあえてけなしますが おそらくまびかれずに本選に残した審査員は 「1位にする気はないけどこのチャイコフスキー聞いてみたい!! 」とか思って残したと思うんです。その期待を裏切るような演奏はしてほしくなかったですね。

次に Clara-jumi Kangですが いい演奏していました。春の仙台のときとは違っていい設計図を描いて 本当によく研究してるのが伝わってきます。3楽章で調子を崩してましたが それは どっちでもいいことのような気がします。文句をつけられなきゃいけない立場ならいろいろされるでしょうが今回はそうじゃないですからね。予選のバッハのときもそうでしたが様式観をつぶさず自分の個性を出すことがいくつかの作品の中に見えるようになってきて もしかするとこれからどんどん良くなるかもしれません。2次予選のプログラムもいつかちゃんと研究してからの演奏が聴きたいものです。

そして Benjamin Beilmanが いいシベリウスを弾いてました。この作品以外は正直褒めようがなかったですが おそらく先生としては「^本選まではとにかく政治力でいくから 本選の最後だけが上手く弾いてくれ!!」って感じでしょうか!!!こういう人よくいますね!!でも このシベリウスは とてもいい設計図ができていて様式観が上手く出ています。 

今回の大会は 2005年にヘルシンキであった大会に出場していた人が3人ほどいて あの時もここの前回大会優勝者のA Hadelichも出ていました。あの時はまだコンクールの模様がインターネット配信されるようになって間がなかったですが あれから5年その3人がそれぞれ成長してはいますが その成長度合いはやっぱりあの時以上に差を広げているように見えました。5年間もいろいろありながらもコンクールを受け続ける精神力も素晴らしいですが その5年間新たな人がどんどん出てきているにもかかわらずレベルが時代についていけなくならずに 全体を牽引するがのようにトップレベルを保っているその中でもヒュンス シンには尊敬します。そしてバラノフはあの時も雑でした。5年経って音楽家として成長してもそこは変わりません。そして ジアフェンもあの時私が感じた5年後が来ているように思います。 

毎年世界中でいくつもコンクールが行われ審査員や大会の事情を入れながら 記録が1位から何位までかそれぞれで決まり それがその記録は10年でいったい何人にいくつ付いているのかわからないぐらいありますが ネット配信されるようになって気軽に世界中からこうやって視れるようになると 記録よりも記憶に残る人たちが目立つようにどんどんなってきます。たとえその人が予選の段階で審査員の判断でまびかれようが 記憶に残る人の演奏はまた聴きたくなりますね。

そういう意味で言うと 世界中から旅費をかけて受けに行っている人は 最小のコストでとても大きな宣伝効果を上げていることになり それが すぐじゃないでしょうけど こうやって何年かかけて 認知度が上がっていく、、、、凄いことですね。いい時代になりつつあります。

あっ!!忘れてました。審査員の皆様が事情を背負って出した結果はこちらです。人が決めることなので私にはあまり関係ありませんが 順位が気になる方は そちらを見るなりどこかの順位だけ伝えてそこしか注目してないサイトを見つけてご覧ください。あくまでこの3回書いてきた感想は 1個人の町のヴァイオリン教室の先生が勝手に見て書いた感想に過ぎませんので内容は推測によるところが多々ございますことをご了承のうえお読みください。

ヴァイオリン教室シュトライヒャー   

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コメント

あなたの文章を読んであなたはとても下手な人なんだなと思いました。
私の経験上本番で弾く事がどれだけ難しいことなのか分かっている人は人の事をけなしません。
自分が同じプログラムをやってみて完璧に引ける自信があるなら言っても構いませんが、
あなたにはまず無理でしょう!

投稿: 通りすがり | 2010年12月15日 (水) 23時19分

コメントありがとうございます。まさに今から音楽家として羽ばたこうとされている方の意見ですね!!!
今のクラシックを取り巻く環境を考えれば どんどんお客さんが減って 愛好者の方の数が減ってきている現在 あなたも私も心配している人の一人だと思います。
常にお客さんがあって初めて成り立つ舞台やメディアの世界では 観客と評論家と舞台側のプレーヤーや裏方とのそれぞれの立場が相乗効果をだして盛り上がっていきますが これはスポーツの世界も一緒ですが ことクラシック業界に関してはこの評論の部分を担当する人が ネットの世界も含めて少なすぎます。
そんな一面も考えて私のような人が増えれば増えるほど おそらく あなたが将来コンサートをやるときに来ていただけるお客様が増える結果につながると思います。
気に障ったところには 申し訳ありませんが難しすぎてよくわからないと思っている人にとっても実際に演奏しているプレーヤーにとっても客観的な意見は宝物ではないかと思います。
貴重なコメントありがとうございました。それぞれの意見があってこうやって書いていただいて初めていろいろな意見や考え方があると読者もわかります。おそらく あなたのコメントも私が書いた記事も読んでいただいた上で このブログを読んでいく皆さんが判断されていくことだと、、、、、、、、

投稿: streicher | 2010年12月16日 (木) 13時24分

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