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優勝おめでとう!!2

こんにちは 今の教室の外の気温が33度!まだ6月ですが真夏に突入という感じです。今年の異常な夏が来そうです。では前回の続きです。

早速ですが パリから紹介されたコンクールのファイナルの演奏を皆さんも聴いてみてください。それぞれの題名をクリックすると聴けます。

プロコフィエフのヴァイオリンソナタ第2番

ブロッホのニーグン

この2曲とも 私の経験では 今までなかなかいい演奏に出会えなかった作品です。

おそらく この演奏が私が今まで聴いたプロコフィエフのソナタとニーグンの中で最高の演奏じゃないかと思っています。では 私の印象を詳しく書いていきたいと思います。実際 コンクールのファイナルのこれだけ高い完成度の演奏をされてくる人に 技術的なことをどうだこうだいう次元ではないので そんな次元の話は完全においておきます。

2年前初めて彼の演奏を聴いたとき 彼はまるでスコアを見ながら毎日練習しているのではないかと思うような オーケストラの中にソロの音が入ってくるとこうやってなじませて全体の音楽を作ったらいいものになるのではないかというような提案をしてくるような演奏をしていました。今でもYou-Tubeであのときにモーツアルトのコンチェルトの演奏がご覧いただけると思います。この演奏を見たら一緒に探してみてください。

普通 ヴァイオリンを勉強しいる人間は自分中心に音楽が動いていて 他の人はただの伴奏だと勘違いしながら練習をしていることがほとんどで 周りの音にどう溶け込ますかなど考える人は少ないですが それはアンサンブルをする人間として非常に大切なことでそれを見失ったまま勉強している学生さんはすごく多い中 彼は そんな中すごく異色な存在で 当時好感が持てました。

ただ ソロのヴァイオリンの役割の奥深さに踏み込む部分で その奥深さが浅く感じられた部分があったように思います。音楽自体の構成にまだまだ出来上がっていない 自分のアイデアを作り上げ切れていないそんな印象を感じました。ただ ほかにない個性であったのは確かです。

そして 2年後の今回 ソロのヴァイオリンが担うべき その奥深い部分を本当によく作り上げ来られていて 今まで 私が聴いたことのある演奏のレベルよりもはるかに奥深いレベルでした。2年前私は その部分が感じられなかったことで ソリストというよりはコンサートマスターとして活躍する人になるのではと思っていましたが 今回の演奏は本当にソリストとしてのすばらしい領域を作り出しているように感じます。

続きは また 次回!

ヴァイオリン教室シュトライヒャー

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